フォローアップの効果は?

更新日:2023年11月24日

本記事では、『フォローアップの効果・適切なフォローアップ』についてご紹介しています。今後、充実するべき対人業務として注目されているフォローアップ。フォローアップで、どれほど効果が出ているのか。 医療機関側が欲しい情報についても合わせてご紹介しています。

薬剤師の介入は効果あり。その内訳は…

今後、充実させていくべき対人業務の一つである調剤後のフォローアップ。その内訳は、副作用による処方変更だけではなく、安全性の観点での対応も含まれています。割合としては、副作用を確認した結果、処方変更をされた事例が38.3%、副作用を確認していない状態で処方変更が必要になった事例が25%になりました。又、副作用の発現がなく、フォローアップの結果処方変更も無いもののなかには、アドヒアランス向上に寄与した事例もあり、副作用の有無に関わらず、薬剤師の介入によるフォローアップの効果は認められています。

「調剤について(その1)」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001125226.pdf)を加工して作成参考

適切なフォローアップとは?

疾患ごとのツールやガイドライン、手引きがあります
継続的服薬指導(フォローアップ)を適切に行うため、フォローアップの考え方、行うべき課題、流れ、そして事例を疾患ごとにまとめられた手引きが日本薬剤師会から作成されています。お薬によっては、ガイドラインや指導せんもあり、近年ではSNSやICTツールの活用も進んでいます。患者服薬フォローアップサービス「フォロナビ®」はガイドラインやエビデンスなどをもとに、お薬毎の副作用や効果、手技確認や使用状況等の確認がフローで作成されているため、効率の良いフォローアップに繋げることが可能です。

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医療機関が希望する情報は?

医療機関が提供を希望する情報の上位5項目になります。薬局が提供する情報には副作用、内服のアドヒアランス、残薬の調整等の記載が多いですが、医療機関側は、残薬の理由やそれを踏まえた提案、手技確認の情報も求められています。

「調剤について(その1)」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001125226.pdf)を加工して作成参考

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