マイナ保険証 利用増加率で支援金

更新日:2023年11月30日

本記事では、厚生労働省がマイナ保険証の利用促進を目的に提示された、マイナ保険証の利用増加率に応じて支援を行う補正予算案について、また、現在のオン資・マイナ保険証の利用状況、マイナポータルの活用に役立つ資料をご紹介しています。

マイナ保険証利用件数の底上げを狙い

厚生労働省はマイナ保険証の利用促進を図るため、マイナ保険証の利用増加率に応じて支援を行う、補正予算案を提示しました。流れとしては、支払基金が(国保連合会からデータ提供を受けたのち)利用増加率と件数に応じた支援額を医療機関等に支払う形になります。

また、顔認証付きカードリーダー増設における補助、診察券や公費負担医療、地方単独医療費助成の受給者証をマイナンバーカードで利用できるようにするためレセコンなどの改修支援の実施も検討されています。今後電子処方箋を加速させ医療機関の情報連携・データによる重複投薬等チェックを構築させるためにも、マイナ保険証の利用促進は引き続き取り組まなければならない課題になります。

現在のオン資・マイナ保険証の利用状況は?

共に増加傾向、マイナ保険証は8月から約6%増加
マイナ保険証の利用件数は一時期下がったものの、オンライン資格確認の利用件数と共に増加傾向とされています。しかし、オンライン資格確認の利用件数からマイナ保険証の利用件数(割合)を見た場合、その値は令和5年10月時点で4.5%。又、紙の保険証での受診且つオンライン資格確認を利用しないものを含めた総件数は6月時点で2.46億件であり、マイナ保険証の利用はまだまだ伸びしろが見込める状況です。

患者様がデータに基づいた適切な医療を受けるためには、マイナンバーカードの利用が求められます。それを周知頂くために、厚生労働省が提示しているポスターの活用、補助金を活用した顔認証カードリーダーの増設、さらには「保険証の確認」から「マイナンバーカードの確認」へ、患者様からの利用を促すことが必要になると考えられます。

マイナンバーカードで他に出来ることは?

ユニケでは、マイナポータルでできることからPHRにおける今後の情報連携まで、マイナポータルに関わる情報をまとめたお役立ち資料『マイナポータルとPHRアプリの現状・今後のひろがり』を無料で、ダウンロードしていただけます。こちらも併せてご覧ください。

関連記事

データ活用の可能性を拡げる
薬局向け業務システム

データ活用の可能性を拡げる薬局向け業務システム

電子薬歴レセコン一体型システム『P-CUBEn』&患者服薬フォローサービス『フォロナビ』 イメージ

Copyright © UNIKE SOFTWARE RESEARCH CO.,LTD.