服薬フォローアップは仕組みが9割

2020年9月に施行された改正薬機法により調剤後の服薬フォローアップが義務化されました。これからの薬剤師は調剤だけでなく、薬の専門家として服薬期間を通して患者さまの健康をサポートすることが求められます。本記事では、施行から1年が経過した現在の状況と服薬フォローアップを推進するためにいかに仕組みを作るかについてお伝えします。

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服薬フォローアップの現状

 実施の背景

 厚生労働省は、『患者のための薬局ビジョン』を2015年に策定し、これまでの薬剤師業務について方向転換を求め、薬剤師が専門性を発揮できるよう施策を進めてきました。これは薬局が地域包括ケアシステム構築の一員として貢献し、患者本位の医薬分業を実現することが目的です。その後2020年9月施行の改正薬機法で服薬期間中フォローアップが義務化されました。しかし実際にフォローアップに取り組んだ薬局がどのくらいあるかというと、まだ決して多くないのが現状です。服薬フォローアップの必要性に対する患者さまとのギャップなど、本格的な実施にはまだ課題があります。

 服薬フォローアップの実施状況

 神奈川県健康医療局生活衛生部薬務課が310薬局を対象に実施したアンケートでは、「貴薬局において、服薬フォローアップが実施できていると思いますか」という問いに対し、約半数(46%、143薬局)が「あまりできていない」「全くできていない」と回答し、その理由として「患者への連絡のスケジュール管理が難しい」「業務量が増加する」「患者の理解を得ることが難しい」「人員が不足している」などを挙げています。

令和元年度 神奈川県 地域における薬局機能強化及び調査・検討事業報告書をもとに弊社にて編集

服薬フォローアップに取り組むメリット

 選ばれる薬局になるため、薬剤師の価値を最大化するために、服薬期間中のフォローアップで患者さまと良質な関係を築くことは重要です。調剤だけでなく、服薬期間中を通してフォローすることで服薬離脱を防ぎ、次回来局を促すことができます。
 また、2021年8月から開始した地域連携薬局の認定制度においても、服薬フォローアップ等で収集した情報を医療機関に報告することが要件に含まれており、認定取得に有効です。
 なお、今後の診療報酬改定において点数化されることも考えられます。

【参考情報】
地域における医療機関に勤務する薬剤師等に対して報告及び連絡した実績過去1年間において、当該薬剤師から医療機関に勤務する薬剤師等に対して報告及び連絡させた実績月平均30回以上
(地域連携薬局 認定取得要件より)

いかに負担なく服薬フォローアップの仕組みを作るか

 LINEを活用した服薬フォローアップ

 服薬フォローアップは継続的かつ個別対応が必要とされる業務です。薬剤師は負担なく運用し、患者は煩わしさを感じずに対応できるような、双方負担のない実施ができるかどうかが継続のポイントとなります。
 『フォロナビ®』は、患者が回答しやすい設問等を提示する機能とLINEを用いたコミュニケーションによって、患者と薬剤師の双方の服薬指導に対する負担を軽減します。LINEを活用してただ利便性を追い求めるのではなく、「薬剤師業務=患者を良くすること」の体現のために、そのコミュニケーションのアシストをするものです。

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