セミナーレポートvol.2 「地域連携薬局への改革ポイント」

本レポートでは、「選ばれる薬局薬剤師を目指す!」というテーマで、オンラインで開催された課題解決セミナーについてご紹介します。

2021年5月27日(木)19:00-20:00

薬局経営者、薬局管理者、薬局に勤務されている薬剤師の方

第一部 地域連携薬局に向けての現状と課題

   (有)ネオフィスト研究所 所長 吉岡 ゆうこ 氏

第二部 薬剤師による対人業務と生産性の向上を実現する電子薬歴の活用
    株式会社ユニケソフトウェアリサーチ

薬局経営者、薬局管理者、薬局に勤務されている薬剤師の方

薬局経営者、薬局管理者、薬局に勤務されている薬剤師の方

第一部 服薬フォローアップ推進における課題解決に向けて

    東京理科大学 薬学部 教授 鹿村 恵明 先生

第二部 SNSを活用した患者フォローアップと電子薬歴との連携
    株式会社ユニケソフトウェアリサーチ 

第一部

地域連携薬局に向けての現状と課題

(有)ネオフィスト研究所 

 所長 吉岡 ゆうこ 氏

第二部

薬剤師による対人業務と生産性の向上を実現する電子薬歴の活用

(株)ユニケソフトウェアリサーチ

開催概要

 2021年8月1日から始まる認定薬局制度。地域住民から選ばれる薬局として存続するために何をすれば良いのか?ユニケでは「地域連携薬局への改革ポイント」と題し、最新情報のご提供を目的としたセミナーをオンラインで開催しました。

認定薬局制度の目的と背景とは?自局の障壁を洗い出すことがカギ

 第一部では『地域連携薬局に向けての現状と課題』と題し、(有)ネオフィスト研究所 所長 吉岡 ゆうこ氏に講演いただきました。吉岡氏は今年の8月1日から開始される認定薬局制度について、地域密着型の薬局が『地域連携薬局』、高度薬学管理型の薬局が『専門医療機関連携薬局』となり、これは都道府県ごとに知事が認定すること、1年ごとに更新が必要で更新手数料は都道府県ごとに異なるがおよそ1万円前後であることなど、制度の概要を簡単に紹介した上で、その背景と経緯について解説しました。

 この認定薬局制度の開始は2015年10月に示された『患者のための薬局ビジョン』がベースとなっており、①立地から機能へ②対物業務から対人業務へ③バラバラから一つへ、この3本柱の目的を改めて理解すべきであると吉岡氏は提言しました。①は患者のニーズ(24時間対応、在宅など)に対応できる機能により患者に選んでもらえるようにするため②は患者に選択してもらえる薬局・薬剤師になるため③はさまざまな薬局を利用するのではなく、かかりつけ薬局に一本化することで飲み合わせや残薬などの管理における安心、そして多職種・他機関と連携して地域包括ケアの役割を担うため、とのことでした。

 これまでの経緯として、『患者のための薬局ビジョン』は2035年までに現在の薬局をかかりつけ薬局に再編する道筋を示していました。その後2016年4月の調剤報酬改定によってかかりつけ薬剤師指導料が新設され、新たに健康サポート薬局制度が開始。次に2018年4月の調剤報酬改定で地域支援体制加算が始まり、これにはかかりつけ薬剤師の届出が必須となりました。そして、その後の調剤報酬改定で地域支援体制加算に実績要件が加わりました。

 このように2015年の10月から徐々に調剤報酬や法令改正が進む過程で2020年9月の第一弾改正薬機法により、患者フォローアップの義務化と医療機関への情報提供の義務化が定められました。その流れで今年の8月に第二弾改正薬機法が施行され、認定薬局制度が開始します。吉岡氏は「これまでの流れの中でスモールステップを踏んでいれば、今年8月開始の認定薬局の申請も難なくクリアできるのかもしれませんが・・・実際はなかなか難しいですよね。」と述べられ、認定取得のハードルの高さに理解を示しました。
 講演の中で吉岡氏は埼玉県保健医療部薬務課が行った『地域連携薬局に関するアンケート※』の結果を用いながら、回答した606薬局のうち約4割が認定取得を考えているものの、2年以内に取得を目指す薬局の約半数が無菌調剤対応の準備が出来ていないこと、認定取得の障壁として『他の医療機関への情報提供』と『無菌調剤室』が挙げられていることを紹介し、「ご自身の薬局は何が障壁になっているかを洗い出し、その解決を目指してください」と参加者にメッセージを送りました。

新しい機能別薬局の実現に向けて

 第二部では『薬剤師による対人業務と生産性の向上を実現する電子薬歴の活用』と題し、弊社サービスについてお話しました。2021年3月29日に発売開始した電子薬歴レセコン一体型システム『P-CUBE n』は、「薬剤師が患者さま一人ひとりと向き合い、信頼関係を築いて人生を共にするパートナーになるように。そんな対話に基づく医療の実現をICTで支援したい」という想いを込めています。次世代に向けて進化が求められる薬局・薬剤師に向けて、弊社では下記のようなテーマでソリューションを発信しています。

1)SNSを活用した服薬フォローアップで、患者さまが得るサービスをより豊かなものに

2)電子薬歴を活用して効率的な服薬指導・患者コミュニケーションを支援

患者さまと薬剤師のコミュニケーションのために

 弊社では服薬フォローアップを薬剤師業務の本質であり、進化でもあると考えています。『フォロナビ®』は、患者さまが回答しやすい設問等を提示する機能とLINEを用いたコミュニケーションによって、患者さまと薬剤師の双方の服薬指導に対する負担を軽減します。 LINEを活用してただ利便性を追い求めるのではなく、「薬剤師業務=患者さまを良くすること」の体現のために、そのコミュニケーションを支援します。

電子薬歴を活用した薬剤師の業務支援

 薬剤師の皆さまは、自らの業務に対して『より効率良く、充実した薬歴を書きたい。 (患者さまとのコミュニケーションに重点を置きたい)』『安全確実に調剤・服薬指導を行い、患者さまにお薬を届けたい』という想いで取り組まれているかと思います。弊社の電子薬歴・レセコン一体型システム「P-CUBEn」はそんな想いに寄り添いながら、皆さまの業務を支援するサービスとして開発致しました。

可能な限り薬歴入力を効率化する

 患者さまに何を確認して・何を指導すべきか?その要点が投薬前にまとまっていることが望ましいはずです。薬歴を一見・俯瞰的に見渡して、そこから気付きを得られるように画面1枚に必要な情報をまとめました。

患者さまに合わせた服薬指導を行う

 患者さまの状態や確認事項、前回との処方比較、薬剤ごとの情報提供は、ワンクリックでSOAP薬歴に転送を行い、新たな患者さまの主訴に対するコミュニケーションの時間を確保します。

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