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導入事例

導入事例vol.11 株式会社龍生堂本店様

『手打ちレジからPOSレジへリプレース。スタッフの残業もストレスも大幅に減りました。』 クスリの龍生堂

高齢の方が住み慣れた地域で暮らしながら、
薬剤師の先生方による薬学的管理と服薬指導を受けられるよう、
在宅訪問サービスの必要性がますます高まっています。
創業以来約85年にわたって、地域密着型のかかりつけ薬局を展開してきた
龍生堂本店さまは、2009年に無菌調剤室を設置するなどして、
いち早く在宅訪問サービスに着手。さらに、2018年3月から、
タブレット型の電子薬歴P-POS FreeStyleを運用することにより、
薬剤師の先生方の負担軽減をはかりながら、地域包括ケアシステムの構築に
貢献しています。

プロフィール
社名 : 株式会社 龍生堂本店
HP : https://www.ryuseido.co.jp
事業内容 : 医薬品、化粧品、日用雑貨品の
小売販売及び処方せん調剤、在宅訪問
店舗形態 : 31店舗(うち、調剤併設店22店舗、
調剤専門店3店舗)
インタビュー : 株式会社龍生堂本店 地域医療連携室
室長(薬剤師)
羽賀 正晴 先生

龍生堂薬局大久保店 地域医療連携室
主任(認定実務実習指導薬剤師)
関下 禅美 先生

在宅医療への取り組み

いち早く無菌調剤室を導入し、在宅訪問サービスに取り組み始める
羽賀正晴先生

JR新宿駅に隣接し、多くの人々で賑わう新大久保駅近くで1933年に開局し、現在、首都圏を中心に31店舗を展開する龍生堂本店さま。2009年、地域医療への貢献として在宅医療にも力を入れ、終末期のニーズにも応えられる設備として、一部店舗にいち早く無菌調剤室を設置。さらに、2016年には地域医療連携室を設け、他の医療介護職種とのコミュニケーションスキルの向上やバイタルサイン講習、無菌調整研修などを通じて臨床能力の標準化や育成をはかるなど、地域医療に密着し、在宅医療を支える企業としての仕組みづくりを進めてきました。
「約10年前、在宅医療を始めた当初は全くの手探り状態でしたが、病院や医師、ケアマネジャー、行政などとのネットワークを拡げながら、近隣医療機関や患者さまからのご要望に応えてきた結果、現在では全店で約250名の在宅患者に対応しています」と、同社地域医療連携室室長で薬剤師の羽賀正晴先生は話します。
新宿エリアを拠点とする大久保店では、4名の薬剤師が専任で在宅患者さまを担当。その中の1人で地域医療連携室主任の関下禅美先生は、「在宅訪問は医師やケアマネジャーなどとの連携がきわめて重要で、他職種の方にも頼りにされる仕事です。また、居宅を訪問することで患者さんといっそう密なコミュニケーションがはかれるので、薬剤師として店舗とは違った意味でのやりがいを感じることが多いですね」と話します。

導入前の課題

紙薬歴の持ち運びと、帰局後の事務作業がネック
関下禅美先生

在宅医療では一日に何件かをまとめて訪問するので、訪問件数分の薬歴を印刷したファイルを持ち歩かなくてはなりません。「とくに在宅の患者さまの薬歴はページ数が多いので、重くてかさばるファイルが負担になっていました」と、関下先生は語ります。また、一度に携行できるファイルの量には限りがあるので、訪問件数が多い日には、途中で薬歴を入れ替えに戻る時間と手間がかかっていました。
さらに、帰局してからは、当日訪問した患者さまの薬歴の記入、報告書の作成を行う必要がありました。「例えば1日6件まわると、帰局後の事務作業に2時間くらいかかっていました。もちろん、店舗に患者さまが来局されたら応対しますから、こうした事務作業時間がもったいないと思うことがよくありました」(関下先生)。
そこで、このような課題を解決し、薬剤師の業務負担の軽減を目的に、システム担当のサポート会社から提案があったタブレット型の電子薬歴P-POS FreeStyleのテスト導入を2017年に始め、運用方法に合わせて最適な設定を選択した後、2018年3月から本格利用を始めました。

導入の成果

タブレットひとつでさまざまな課題を解決

こうして在宅訪問に必要な薬歴データを1台のタブレットに入れて持ち運べるようになったことで、薬剤師は薬歴ファイルの持ち運びが不要に。もちろん、訪問件数が多い日でも、薬歴を入れ替えに店舗へ戻る必要がなくなったので、時間を有効に使え、より多くの在宅患者さまを訪問できるようになりました。
また、以前は訪問先で服薬指導内容をメモしておき、それをもとに帰局後に薬歴と報告書を記入していましたが、P-POS FreeStyleは、服薬指導をしながら、その場で薬歴と報告書を書き終えることができるので、帰局後の事務作業も大幅に短縮できるようになりました。
さらに、施設を訪問する際などは1回の訪問で20名くらいの薬歴が必要になりますが、一人ひとりの薬歴データはすべてタブレットに入っているので、医師から前回処方の薬品名や規格などを聞かれてもその場ですぐに答えることができ、医師との信頼関係がいっそう強くなってきたと関下先生は言います。
「毎月末に作成する翌月の訪問計画書も、以前は店舗のパソコンを使って作成していましたが、今はタブレットを使って、時間や場所に縛られることなく、訪問の空き時間などにできるようになりました。毎日忙しく動き回る在宅の薬剤師にとって、時間の有効活用ができることは何よりうれしいですね」(関下先生)。

今後の展望

患者さまと向き合う時間を増やせることも大切なメリット

P-POS FreeStyleを活用するようになってから、大久保店では在宅患者登録数が60名から120名に増えています。この点について羽賀先生は、「これからも在宅医療を必要とする患者さまはいっそう増えていくでしょう。私たちは1人でも多くの方が住み慣れた場所で療養生活ができる環境を全力でサポートしていきたいし、薬剤師がこうしたニーズに応えていくために、P-POS FreeStyleはなくてはならないツールになっています」と話します。
関下先生も、「在宅患者さまの薬歴や報告書作成に使っていた時間が短縮されれば、外来患者さまとお話しする時間も長く取れます。その中で、在宅医療のご希望をはじめ、一人ひとりのご要望をきめ細かく拾い上げていくことができるはずです。P-POS FreeStyleのような新しいシステムを今後もフル活用して、人と向き合う時間を増やしていきたいですね」と語ります。
85年にわたって地域に密着した医療を展開されてきた龍生堂本店さま。これからも次代を見据えた新たな患者サービスをP-POS FreeStyleとともに展開されていくことでしょう。
※2018年12月現在