健康寿命の延伸に、薬局ができることとは何か

 医療機関では、平均寿命と健康寿命の差を短縮することを目指し、セルフメディケーションを推進しています。既に薬局でも活用され、地域住民の健康づくりとして、病気の予防や健康サポートに貢献をしています。当記事では、セルフメディケーションを活用した薬局の取り組みや、地域住民の健康を支援するソリューションなどをご紹介いたします。

2025年まであと4年

 「2025年問題」という言葉を聞いたことはありますか?
 国立社会保障・人口問題研究所の分析では、2015年時点で「超高齢化社会」に含まれている日本は、2025年に高齢化率は約30%、2060年には約40%に上り、日本人口の半数近くが65歳以上になると予測されています。その影響で、後期高齢者1人当たりの年間医療費は、75歳未満よりもおよそ4倍と、大きく膨れ上がり、医療費や介護費といった社会保障費の急増が懸念されています。高齢者と社会保障費の増大に対応していくために、医療の世界でも大きな転換点を迎えています。

「健康人生100年」を現実に

 加速する超高齢化社会の状況下において、平均寿命と健康寿命の差を短縮していくことが日本の課題となっています。国民1人ひとりが健康意識を高め、「健康に長生き」を目指し、自分自身で健康を管理していくことが求められています。こうした課題を受け、医療機関では、「セルフメディケーション」の重要性がますます高まっています。
 セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)が定義しており、薬局では、セルフメディケーションを活用した取り組みが積極的に行われています。

健康と信頼を繋ぎ止めるセルフメディケーション

 薬局では、セルフメディケーションを活用し、栄養士による健康教室やお薬相談会、ロコモチェックといった健康イベントを定期的に開催し、地域住民の健康をサポートしています。セルフメディケーションを積極的に活用することで、患者さまだけではなく、薬局・薬剤師にとっても、良い影響をもたらすと考えています。

 地域住民の健康づくりとして、病気の予防や健康サポートの貢献に、セルフメディケーションを活用してみてはいかがでしょうか。

健康年齢  ー 12の検査項目で健康状態を指標化

 ユニケが2021年12月から販売を開始した「健康年齢®」は、実年齢・性別・一般的な検査項目12項目を使用し、健康指標を年齢で表すことができ、直感的に自身の健康状態を把握することができます。

 本サービスでは健康年齢®ポータルサイトの利用アカウントを付与し、パソコンなどの端末で検査項目を入力することで、健康年齢®レポートとしてアウトプットが可能です。また、薬局で行う健康サポート業務と合わせて活用することで、地域の人々の日常生活や生活習慣予防、受診などの意識・行動変容に繋げる役割を果たします。

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