新宿3丁目薬局は新宿伊勢丹・丸井・ビックロがすぐそばにあり、買い物客で賑わう新宿の中心に立地しています。店内にはフリードリンクで休憩できるカフェのようなコーナーや化粧を直すことができる洗面コーナーも併設されており、来局された方がひと息つけるような居心地の良い空間が広がっています。 「新宿という立地から、働いている方の利用が9割です。患者さまが急いでいるのか、それともゆっくりお話したいのか、一人ひとりに合わせて対応するよう心がけています」と語る同薬局長の木村先生。目指すのは、患者さまやスタッフなど全ての方が笑顔になれて『自分の薬局』と思える薬局です。
都市部に立地しており、日々多数の患者さまに対応し多忙を極めるなかでも服薬指導にかける時間を創出し、患者さまともっとコミュニケーションを深めていきたいと考えていました。電子薬歴は薬剤師業務の大部分を占めることから、運用手順を含めた改善が急務だと考え、最新の電子薬歴システムを搭載した『P-CUBE n』をいち早く導入しようと思ったことがきっかけです。 従来システムの『P-CUBE i』の良さは残しつつ、『P-CUBE n』を活用することで私たちが目指すスピーディーできめ細やかな対応が可能になるかもしれないと期待が膨らみ、早速利用を始めてみることにしました。
従来システムでは操作ごとに複数の画面が展開され(例えば入力画面と監査画面とが異なるなど)、その仕様に慣れていました。新製品の『P-CUBEn』では1画面で全体を見渡しながら操作が可能になったので、ウィンドウを遷移したり、開いたり閉じたりする手間がなくなりました。特に服用状況や副作用などの確認項目とSOAP薬歴とが一体化されたことで、入力だけでなく薬歴をパッと見て患者さまの状態を一目で把握しやすくなりました。これが想像以上に便利で、業務効率が格段に向上しました。 また、従来システムでは別メニューになっていた服薬フォローアップの管理機能についても、今まではこの機能の存在を知らない薬剤師もおり、運用を定めることが出来ずにいました。『P-CUBEn』では、薬歴のメイン画面に統合されたことから、運用の自然な流れの中で利用することが出来るようになり、システム活用の幅が広がりました。
従来システムでは操作ごとに複数の画面が展開され(例えば入力画面と監査画面とが異なるなど)、その仕様に慣れていました。新製品の『P-CUBEn』では1画面で全体を見渡しながら操作が可能になったので、ウィンドウを遷移したり、開いたり閉じたりする手間がなくなりました。特に服用状況や副作用などの確認項目とSOAP薬歴とが一体化されたことで、入力だけでなく薬歴をパッと見て患者さまの状態を一目で把握しやすくなりました。これが想像以上に便利で、業務効率が格段に向上しました。
“インタビューツリー”を活用しています。システムに搭載された薬品ごとの指導定型文もありますが、自分たちで独自の定型文を作成して薬歴入力の効率化につなげています。 例えば、近隣の医療機関の処方内容に沿ったものなど自局に特化した内容を登録して薬剤師間で共有することで、薬歴内容の独自性とともに、患者さまの状態に応じた指導を記録するようにしています。 また、応用的な使い方として患者さまから何か質問された際の回答を共有するために使用してします。薬局では薬や病気以外の相談も多いため、聞かれたことのQ&Aを常に共有しておかなければなりません。その点で、定型文をカスタマイズできるインタビューツリーは重宝しています。
また、従来システムでは別メニューになっていた服薬フォローアップの管理機能についても、今まではこの機能の存在を知らない薬剤師もおり、運用を定めることが出来ずにいました。『P-CUBEn』では、薬歴のメイン画面に統合されたことから、運用の自然な流れの中で利用することが出来るようになり、システム活用の幅が広がりました。
新宿3丁目薬局は、働いている方や若い世代の方の利用が多いのが特徴です。それもあり、“オンライン服薬指導”や“電子お薬手帳”などのITツールの導入を積極的に行っています。なかでもお薬手帳に関しては、電子と紙の比率が5:5と、電子お薬手帳の利用が高い傾向にあります。 『P-CUBEn』を日本薬剤師会の『eお薬手帳』と連動させて、レセコンから『eお薬手帳』への処方データ出力と、『eお薬手帳』から電子薬歴への取り込みを行っています。新宿3丁目薬局では監査の際に薬剤師が手帳の内容を確認して、場合によっては併用薬登録を行います。その際に患者さまからスマホを預かったり別システムで参照せずに、電子薬歴の画面ひとつでこれらの作業を行えるので、便利でよく使用しています。『P-CUBEn』と『eお薬手帳』のシームレスな連携が実現できていることで、薬剤師や患者さまの利便性にもつながり、結果として利用実績に反映されているのではないでしょうか。
2019年12月に薬機法が改正され薬局も変化を求められています。服薬フォローアップが義務化され、薬局の認定制度も開始しました。そして新型コロナウィルス感染拡大の影響により、患者さまが受診を控えるようになったことで薬局の経営も厳しくなっています。 変化にうまく対応できないと薬局としても存続が難しくなります。地域連携薬局の認定の条件には近隣の医療機関に報告した実績が月平均で30回と規定されています。しかしながら、なかなか患者さまや医療機関に対してその必要性を説明するまで至らず課題に感じていました。 『P-CUBEn』は電子薬歴と連携してトレーシングレポートや在宅訪問報告書の作成を行うことができる機能が搭載されているので、まだ十分に使いこなせていない機能も積極的に活用していきたいと思っています。また当薬局で働く薬剤師にも服薬情報提供の重要性を理解してもらうなどの意識改革を進めていきたいです。 また、患者さまとのコミュニケーションを深めるということでは、服薬フォローアップの必要性も実感しています。『P-CUBEn』には調剤後の継続的なフォローアップをLINEで実施する『フォロナビ』が搭載されています。新宿という立地から若い世代の患者さまも多いため、普段使い慣れているLINEを利用できるのはいいですね。フォロナビのように便利なデジタルツールは積極的に取れ入れて薬局の外でも患者さまをフォローできるようにしていきたいです。 患者さまのことをより深く理解し、それを近隣の医療機関と共有することで地域のための薬局づくりにもつながると考えています。
2019年12月に薬機法が改正され薬局も変化を求められています。服薬フォローアップが義務化され、薬局の認定制度も開始しました。そして新型コロナウィルス感染拡大の影響により、患者さまが受診を控えるようになったことで薬局の経営も厳しくなっています。
変化にうまく対応できないと薬局としても存続が難しくなります。地域連携薬局の認定の条件には近隣の医療機関に報告した実績が月平均で30回と規定されています。しかしながら、なかなか患者さまや医療機関に対してその必要性を説明するまで至らず課題に感じていました。 『P-CUBEn』は電子薬歴と連携してトレーシングレポートや在宅訪問報告書の作成を行うことができる機能が搭載されているので、まだ十分に使いこなせていない機能も積極的に活用していきたいと思っています。また当薬局で働く薬剤師にも服薬情報提供の重要性を理解してもらうなどの意識改革を進めていきたいです。 また、患者さまとのコミュニケーションを深めるということでは、服薬フォローアップの必要性も実感しています。『P-CUBEn』には調剤後の継続的なフォローアップをLINEで実施する『フォロナビ』が搭載されています。新宿という立地から若い世代の患者さまも多いため、普段使い慣れているLINEを利用できるのはいいですね。フォロナビのように便利なデジタルツールは積極的に取れ入れて薬局の外でも患者さまをフォローできるようにしていきたいです。 患者さまのことをより深く理解し、それを近隣の医療機関と共有することで地域のための薬局づくりにもつながると考えています。